神社参拝の作法

 神社にお参りするときは、会釈して鳥居をくぐり、手水舎で手と口を清めます。次に神前に進み、賽銭箱にお賽銭を入れ、二礼二拍手(祈願)一礼の作法でお参りしてください。

手水の使い方

1. 先ず左手を洗います。
2. 次に右手を洗います。
3. 次に左手に水を受けて口をすすぎ、再び左手を洗います。

玉串のあげ方

1. 玉串の根本を右手で上から持ち、中央に左手を下から添えて、胸の高さに捧げ持ちます。
2. 次に案という机の前に進んで一礼します。
3. 次に玉串を時計回りに回して縦にし、左手を下げて右手に添え、神様に祈りを込めます。
4. 次に右手で玉串の中央を下から支え、時計回りにして根元を神前に向けます。
5. 次に両手で案の上にお供えします。
6. 次に二礼、二拍手、一礼の作法でお参りします。

お賽銭

 お賽銭は、神様に願い事をするときに、お礼の気持ちを表すものです。気持を込めることに、意味があります。

服装

 神様の大前に近く進んでお参りしますので、神様に失礼のない服装を心がけてください。
 ビーチサンダルやTシャツに半ズボンなどの服装は不敬にあたります。

ご祈祷の申し込み

 車のお祓いや厄除けなどのご祈祷を受ける場合は、受付でお申し込みください。社殿の中でお祓いを受け祝詞をあげてもらいます。

ご祈祷料

 地域により差がありますが、一般には5千円以上納める方が多いようです。また、地鎮祭や上棟祭などの出張する祭典は別ですので、神社にお申し込みの際お尋ねください。

のし袋の書き方と種類

 主に神社で使う場合の表書きは、初穂料、玉串料が一般的ですが、御礼と書いても良いでしょう。
 水引は、紅白のものを使います。蝶結びの水引は、何度あっても良い慶事に使い、結び切りの水引は、結婚式などの一度きりが良いときに使います。